硝酸によるマンガン鉄の洗浄実験 了

<追記>
 『硝酸による酸化鉄の洗浄実験 了』からタイトル変更。
 当初は不導体を形成して鉄が落ちにくいかと思っていましたが、よくよく考えてみると濃硝酸が一番落ちました。鉄が不導体を形成するのは濃硝酸のときなので、酸化鉄ではないと予測。


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左から濃度14規定(原液、およそ60%)、7規定、3.5規定、1.3規定、ブランク水
今回は溶液から取り出してチューブ片を観察。確かに色は薄くなっているが言うほどきれいではない。硝酸だけでの洗浄力ではこのへんが限界か…。


 他県なので全く関係ないのですが、どうやら群馬県ではジアルジアが浄水中に発生したとかで送水停止してたらしいです。飲み水に困るのもそうですけど、こんなときって工場とか研究所とかってどうするのでしょう?工業用水は停止しないにしても研究所の水って浄水のはずだから水使えないよね?住民からの苦情よりも企業からの損害賠償のことを考えると非常に恐ろしい。



2013年3月1日22:50追記
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左から濃度14規定(原液、およそ60%)、7規定、3.5規定、1.3規定、ブランク水
さらにもう一日で14規定の硝酸は塩酸洗浄並にきれいになった。土日もそのままにしているので、薄くした溶液もきれいになるかな?