『腸(はらわた)が煮えくり返る』って状態は『怒り心頭』よりも冷静な状態だと思う。

 さて、今日は数年ぶりに怒りが沸々と湧き上がる出来事がありました。これでも人に怒りを悟られることはほとんどないのですが、今日は電話越しじゃなければ、その自信はなかった。と言うか、電話をぶん投げたい衝動に駆られた。詳細は省きますが、苦情を寄越したお客さんの要望を受けるのは、こちらでは技術的にも内規的にも無理だということを延々話していたのですが聞く耳を持ちやがらない。たぶん相手の人が怒っている以上にこっちは怒っていたと思う。面白いことに冷静に怒ると自分の体の変化がまざまざと感じられるもので、下腹部付近の血流量が上がり、ピリピリと刺激されるような感じがあった。論理的に話をしているときは頭は多少冷静なのですが、体は怒りを感じていたみたいです。なるほど、これが『腸(はらわた)が煮えくり返る』ってことか。怒り心頭では気が付かなかった体の変化だ。

 最終的には理解してもらえたと思うが、休日明けにまた電話をかけてこないかと戦々恐々としている。