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脳科学とか言う造語

科学評

 今日『脳科学』のことがテレビ番組で特集されていた。ちなみに私はこの『脳科学』って言葉が大嫌いです。特にテレビで取り上げられるときは「それって科学か?」と思えることも見かけられるので嫌悪感が増していきます。一応、日本の研究機関の最高峰ともいえる理化学研究所にも脳科学総合研究センターなる『脳科学』を冠した組織があるのですが、やっぱりなんか気持ち悪い。心理学でもやってるのか?と思っちゃうんですよね。それを言うなら『神経科学(=neuroscience)』だろ、とウェットな実験をやってた側からすると言いたくなる。と言うか、英語では『脳科学(=brain science)』と言う表現はないらしく、Googleで『brain science』検索しても一番上に出てくるのはやっぱり理化学研究所だったりします。ちなみにwikipediaの脳科学のページでは日本語以外の言語では、全て『神経科学』で記事が作られています(他言語版にブルガリア語(Български)だけリンクがありますが神経科学(=Невронаука)に飛ばされます)。
 個人的に、科学を分かりやすい言葉で説明するのは良いと思うのですが、ニュアンスが固まらない造語(だと思う)が専門分野まで侵食してくるのは良くないんじゃないかと思ったりします。