はい、LANボード逝った/還元剤による汚れの洗浄実験
と言うことで、今日はMacbook Airで使っているUSB接続のLANアダプターを使ってネットに接続しています。どうしてこうなった…。ものすごく速度が遅い…。
ちょっと前にやっていた、硝酸による酸化鉄の洗浄実験の続きなのですが、当初は鉄だけかと思っていたが、濃硝酸で不導体を形成するならばそもそも時間をかけても溶けないのでは?と言う疑問からマンガンも溶けてると予想。ちょうどICP-MSで分析する予定があったので洗浄した後の酸溶液をさらに希釈したものを分析したところ、鉄もマンガンも結構な量溶けていました。そしてさらに運が良いことに某製作所さんが洗浄で還元剤を使っていると聞くことができたので、さっそくその意見を取り入れてみました。
<作成した溶液の成分>
・塩化ヒドロキシルアンモニウム 50g/L
・塩酸 0.3mol/L
で、これを10倍に希釈したものから160倍に希釈したもので洗浄してみたところ、10倍希釈したものはものの数秒で溶けました。160倍のものは1時間ほどかかりましたがやはりかなりきれいに溶けました。と、その画像をアップしたいのですがネットの環境が悪すぎて画像がアップできません…。後日Lanボードを直してからになりそうだ。
<追記>
30分ほど待ったらアップされた。
10倍希釈 | 160倍希釈 | ブランク水 |
見ての通り、ブランクでついている色がものの数秒~数十分でこのレベル。100倍以上薄めてこれです。これは使える。