うぇい・おぶ・さむらい

 今日は塚原卜伝の再放送の最終回でした。って言うか、前回の大河ドラマ平清盛の微妙さを考えれば、これをもっと引き伸ばしたのを大河ドラマでも良かったんじゃないの?と思いますね。昔から武芸者の求道的なところに非常に憧れを感じるのですが、私は健康上の理由だったり、経済上の理由だったり、生来の根性のなさが理由だったりで長続きした例がなかったりします。でも一応居合だけは弐段位を持ってますが、居合は直接殴り合ったり、ぶつかり合ったり、叩き合ったりしないですからね。しかし、武道と言うより舞踊に近い気が…。
 話は変わりますが、武士道ってのは何なんでしょう?最近、葉隠を読んだのですが、意外とサラリーマンチック(カッコよく言えば企業戦士?身も蓋もない言い方をすれば社畜?)な印象。学生時代に少しだけ読んだ新渡戸稲造の武士道とはかなり違います。武士=強いなんてイメージもありますが現代の武道家の頭の足りなさ(分かりやすい例を挙げれば不祥事続きの柔道とか暴力団とつるんでいた打撃系格闘技団体)を見る限りでは、単純な強さだけではダメと言うのも分かります。正義なき力は無力ですからね。そういう意味では、人それぞれが持ちうる正義=武士道なんですかね?

 と言うことで、私は私で不健康で貧乏人で根性なしでも続けられる武士道(=正義)を邁進しようかと思います。まあ力なき正義も無力でありますが…w