証拠出せよ、証拠。
・続・「福島第一原発からトリチウム汚染水が消える日」 検証実験の実施が決定される
とりあえずお昼ご飯食べてるときに読んだのですが、
1月11日付の記事でお伝えしたとおり、引き続き我が国に重くのしかかり続けている「福島第一原発によるトリチウム汚染水排出問題」を元素転換技術により、一気に解決に導こうとするヴェンチャー企業「A社」による技術開発が鋭意進められている。
ちなみにこの前の記事が、
続・「福島原発から、トリチウム汚染水が消える日」 実証実験の実施日、変更される
「『元素転換』という最新技術を用いて、我が国に暗雲を垂れ込めさせ続けている福島第一原発のトリチウム汚染水を無害化するための実証実験が実施される見込みである。これによって我が国を巡る状況は一新される」
一応記事を書いた原田武夫氏をググってみたら東大中退の元外交官(中退なのは在学中に外務省に入ったから)らしいですが、陰謀論者?と思える記事がチラホラ。
で、タイトルの件。一番最初の記事の中盤には反論してきた読者に対して、
私がこの展開について指摘したのは1月7日であったが、その後にネット上で展開された「罵詈雑言」の数々にはただ呆れるばかりであった。特に、いわゆる「専門家」を称する読者たちによる一見すると精緻な批判とそれに付け加えられた罵倒にも近い言葉の礫をぶつけられつつ、「ここまで我が国の科学界は荒んでしまっているのか」と絶句せざるを得なかった。
(中略)
こうした「専門家」たちが完全に忘れてしまっていることが一つだけある。それは「科学の基本は現象そのものを自らの目で見て、確認するところにある」という点だ。教科書に書いてある定理・公式をどれだけ暗記したのかをひけらかすのだけが科学だと信じて良いのは理系大学生までなのであって、まがいなりにも「科学の専門家」と自称したいのであればまずは「現象そのもの」に立ち返るべきなのだ。
(中略)
理化学研究所発生・再生科学総合研究センターの小保方晴子・研究ユニットリーダーによる革新的な万能細胞「STAP細胞」の開発だ。記者団に対して同ユニットリーダーが端的に語った言葉が真のイノヴェーションが如何にこの国で妨げられているのかを物語っている。
「誰も信じてくれなかったことが、何よりも大変だった。」
グダグダ言わずに証拠出せよ。
ホント、これだけ。こんなに画期的な研究なら投稿するための論文くらいは出来てるはずでしょ?『現象』があれば『理論』なんてのは後からついてきます。STAP細胞もそうですが、iPS細胞も導入された遺伝子が細胞内で何にどう働いてるか分かってないはず(少なくとも私が研究していた構造分野では)。でも4つの遺伝子を導入すればなぜか万能細胞化します。とりあえずはそれで良いんですよ。本当に証拠があればですがw 仮にそう言う現象が万が一起きてるように見えても常温核融合とかと同じでデータの採り方が間違ってたり解釈が間違ってたりってオチだと思いますが(本命は詐欺)。
<参考関連>
・【原田武夫】ズーム そこまで言うか! H25/06/01【水素エナジー】
動画でも言ってる方がいますが、シンクタンクって便利な言葉だよなw