しんどいのは質より量の仕事

 実験系の分析業務をやっていると、一番しんどいのは後始末だと思う。確かに、数マイクロオーダーの操作もしんどいのだが、後始末に比べると量が断然少ない。と言うか、その少ない検体を一つ作るのに膨大な数の器具を使うから量が増えるんですけどね。あと酸だとかアルカリの廃液が出るものだったら中和もしないとダメ(もしくは産廃としてポリタンクに貯めるとか)だし、有機溶媒は危険物の保管数量を考えて処理しないとダメ(多すぎると条例に引っ掛かる)だし、量の仕事とはいえ少しばかり頭を使わないといけないこともあったりします。