なんか怒りの休日

 今日は、ニュース番組を見ていて久しぶりに酷いと思った。豊洲市場問題の事ですが、確かに何の問題もない事はないと思うのですが、マスコミって問題を複雑化させて不安を煽りたいだけにしか見えないんですよね。と言うのも、今日は豊洲の地下で汲んで来た水を大学の機械で分析に掛けたって話だったのですが、そもそもその大学で使ってる機械自体が地下水でも土壌抽出液でも、JIS法で使っていい機械じゃなかった。おそらく、ちゃんとした機関で分析してもらうと無茶苦茶金が掛かる(ちなみに、うちの『部署』ですら委託している分だけで年間数百万掛かってる)から、ケチって公定法ではない方法で簡易検査してもらって専門家(環境科学・環境行政の専門家ではなく他分野の化学の専門家)から軽く意見を貰ったってところでしょうが、これって視聴者に問題を正しく認識させず、不安を煽るだけになってるとしか思えないんですよね。
 一昔前の放射線の時もそうでしたが、中途半端にやるならやらない方がマシです。時間と金の無駄ですから。



 ちょっと前の録画したチーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像を見ましたが、こりゃスゲーわ。何がスゴイかって、2年ほど前にも全く同じことを書きましたが、登場人物の9割がサイコパスじゃね?と思えるくらいかなりイカれた行動とってる。まあ人を殺すような人間はサイコパスだろうけど、なんて言うか、みんな自分勝手すぎるわ。正直、ほとんどの登場人物に感情移入できない。真犯人は薬害被害者の遺族なのですが、殺し損ねた医者を殺すために病院のシステムダウンをさせるのですが、周りの患者諸共になって阿鼻叫喚。ほとんどテロリストじゃねぇかって感じです。前作から続いて出てた栗山千明のキャラも、自分の身内がやってた殺人を暴いた白鳥に対して復讐心を持ち続けていて、過去の白鳥が研修医時代に立ち会った手術ミス(ただし白鳥にはほとんど非はない)を糾弾していましたが、はっきり言って「それ」は「それ」、「これ」は「これ」だろとしか思わなかった。いくら白鳥が性格の悪いクソ野郎だったとしても、前作の院長家族が殺人を犯していたことには変わりない。アンタの家族がやった犯罪行為は帳消しにならんだろって気分でした。と言うか、ただ人を貶めたいだけじゃねぇか。

 やっぱりチーム・バチスタのキャラには感情移入出来ねぇよ。